東大卒でHSP&アダルトチルドレンです

大人になってから、自分自身がHSP気質であり、かつアダルトチルドレンであることに気づきました。心理や医療の専門家ではないですが、この性質について考えたことや生きやすくなるためのヒントなどを、前向きに綴っていこうと思います。

母の日、親子関係について思うこと

 

今日は母の日ですね。

お花屋さんもいつも以上に華やいで見えます。

 

母によく会っていた頃、

私にとって母の日とは、

「お花をあげなくてはいけない」という圧迫感が与えられる日、

そして何もしなければ責められる…

というネガティブな意味合いを持つ日でした。

 

そうなると、

何か贈り物を選んで渡すのも億劫だし、何もしないのも億劫だし…どうしよう、と。

 

 

母に会わなくなった今は、そんな億劫な気持ちを感じることもなく過ごしています。

 

でも、お花屋さんのカーネーションを見るたび、

母は、今年も何も渡さない私のことを恨むのだろうな、と思ってしまいます。

 

 

 

親子の関係ってなんでしょう。

子供が自立し、親に頼らず幸せに生きていけるようになれば、

子育ては成功したと言えるのだろうと思います。

生物としても。

 

でも、きっと母はそうは思っていません。

人生を通して、子供との結びつき、親への奉仕を求めています。

 

でも……

子供が大人になれば、

親子の関係も、独立した人同士の付き合い方になってくるのではないかとも思います。

 

 

親子という視点を外して考えてみれば、独立した人同士の付き合いって…

 

相手が嫌がることはしない。

会っていて嫌な気持ちになる人とは距離をとる。

 

ということが基本になってくると思います。

 

でも、なぜか親子だとこの基本ルールが必ずしも守られていないと思うのです。

そして、それが世間ではまかり通ってしまう。

 

 

こうして、親と距離をとって過ごしている自分はいけないことをしている?

何度もそんな気持ちになり、お互いにとっていい方法を考えますが、答えは出ず。

 

 

今年もやっぱり、そんな複雑な気持ちを思い起こさせる母の日です。